講演会とシンポジウム「明日の日本を考える −安保法制廃止に向けて−」に参加しました

昨日(1月28日)、埼玉弁護士会が主催する講演とパネルディスカッションの集い「明日の日本を考える ー安保法制廃止に向けてー」に参加しました。

会場はさいたま市民会館うらわのホール。開演前からホールの入口には長い行列ができ、大盛況でした。478席の客席は満席となり、入場できずに帰った人もいたとのことです。

この日の集会は第一部が浜矩子さんの講演、第二部は、浜さんに加えて、ママの会の辻仁美さん、SEALDsの本間信和君、弁護士の北澤貞男さんという顔ぶれでした。

第一部の浜さんの講演内容は、1月15日、レッドアクションの主宰による「浜矩子さん学習会」で浜さんが語ったこととほぼ重なっており、浦和スタンディングのケンちゃんによる詳しく丁寧は紹介があるので省略します。

http://blog.livedoor.jp/ura_sta/archives/3078104.html

ここでは、第二部のパネル・ディスカッションで気にかかった論点や表現を、文脈無視かつ順不同で列挙しておきます。

コーディネーターをつとめた埼玉弁護士会の副会長さんがなかなかユニークなキャラクターでした。いくつかピンぼけの質問をして浜さんに怒られていましたが、あれは真性キャラか、それとも会場を盛り上げるためにボケ役をつとめたのか、謎です。

以下、質問はまっとうな形のものに微修正してあります。

●活動を始めるきっかけは?

ママの会の辻さんもSEALDsの本間君も、市民運動に加わるきっかけとなったのが3.11大震災と原発事故だった。

●どのような活動をしているのか

辻: ママの会は毎月9の日に浦和駅東口の伊勢丹デパートの前で活動している。その他、おしゃべり政治サロン、議員カフェ、憲法カフェなどの活動もしている。

●昨年9月19日に安保法が強行採決された後はどうだったか?

辻:逃げだして深海魚のように海の底に潜ってしまいたかった。だけど「デモに行くのも子育てです」 憲法第18条が重かった。「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」デモをいくことも普通の事として続けてやらなくてはいけないと思った。活動が生活の一部になりつつある。

本間:挫折感はなかった。現在の問題は、今何をやったらいいのかが分からないことだ。複数人区でどうたたかったらいいのかがわからない。

●グループの運営方法は?

辻: メンバーの連絡にはFacebookのMessengerを使っている。月に一度はミーティングをして実際に顔を合わせるようにしている。情報の拡散はFacebookとTuitterを使う。何かを決めるときには多数決ではなく、反対があったときには棚上げにする。あと、外に出て行くときにはなるべくおしゃれに、をモットーにしている。

本間: SEALDsのメンバーは誰もアクが強いが、組織としてはうまくいっている。携帯電話、メール、チャットなどを使って連絡をとりあっている。メンバーシップははっきりしない。自分が「自由と民主主義をめざす学生」だと思えば、SEALDsだと言えなくもない。個人であることを大事にしている。

浜:学者の場合にはいろいろなグループがある。学者の会だけではなく、立憲デモクラシーの会の中にもいるし、1000人委員会にもいる。学者の特徴は「執念深い」ところだ。あきらめない、信念が固い。それが大きな力かもしれない。

浜: 現在の運動は、「団体ではないのに団結している」(拍手)。これはとても新しいことだ。

北澤: 現在、300人ほどの弁護士が安保法制違憲訴訟の会を作って、司法に訴えることを考えて準備している。300人ほどの弁護士がメンバーになっており、協同代表が9人いて、その中には元裁判官も入っている。国家賠償訴訟と行政訴訟の二本立てで考えている。門前払いされる可能性もあり、なかなか難しい問題をはらんではいるが。

●マイナンバー制度についてどう考えるか

浜:制度の問題と、制度を運用する人の問題とを分けて考える方がいい。制度としては市民の生活の利便性や権利保障に益するものであっても、それをどのような人がどのように使おうとしているのかが問題となる。現在、日本は破綻状態にある。日銀が国債を買い続けているが、すでにアップアップしている。いつか、国民の預金を強制的に国債に振り替えることが起きるかもしれない。

●北澤: お試し改憲ということで緊急事態宣言が自民党の憲法草案にある。大日本帝国憲法への後戻りだ。あとは軍法会議に関する法律が必要になるだけとなる。

●参議院議員選挙についてはどうか

辻:参院選を見据えている。埼玉は3人区だが2人通したい。

本間:”I have a plan.”ではなく、”I have a dream.”でなけれならない。3人区では、自公から1人、野党から1人、そしてあと1人は勝てそうな候補者を立てる。一人区では戦略的投票が不要だ。政党の責任で決めてもらう。

本間:次の参議院議員選挙だけ見るのではなく、今後の課題として民主主義を制度としてバージョンアップしていくことが必要だ。比例選挙区での自民党の得票を見ると減っている。かつては3000万票だったのが、1400万、1500万に減っている。自民党を支持している人は決して多くはない。今度の選挙で終わるわけではない。5年先、10年先のことを考えなければならない。(メモ不十分)

浜:18歳選挙権は、政権側は間違って私たちにくれた最高のプレゼントだ。語り続けていくことが重要だ。キーワードは「陰謀」。酒場の片隅で、どこでも平和のための、希望のための陰謀サークルを作っていく。

 

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