スピーチ 森田萌「一強の往生際」

私の疲労と、時間不足のため、以下の原稿は、またもスピーチできませんでした。

① 安倍首相の恥知らずなクリンチ

みなさん、3月11日の衆議院決算委員会集中審議、ご覧になりましたか?

枝野幸男立憲民主党代表は気合いが入ってましたね。

安倍首相は完全に守勢に回ってました。枝野さんの繰り出す鋭いパンチに、安倍さんは自称・最高責任者のプライドをかなぐり捨てて、ひたすらガードを固めるしかありませんでした。枝野さんのパンチは手数が多かったにもかかわらず、ダウンにまで追い込めなかったのはそのためでしょう。

しかし、みなさん。枝野さんに有効打が無かったわけではありません。

「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の職員に会ったことは無い」という、元首相秘書官の柳瀬氏の発言と、柳瀬氏との面会の備忘録とされる文書を作成した愛媛県の担当者を取り上げ、「うそをついているのはどっちだ」と首相に迫った質問は、パンチの切れも、パンチの重さも、申し分のないものでした。

残念なことに安倍首相は「愛媛県の文書については、コメントする立場にない」と、恥知らずなクリンチに逃れました。みなさん、私はこの安倍首相の答弁に、真相の解明に後ろ向きな安倍政権の姿勢がはっきりと現れていたと思います。

②「もりかけにはうんざり」にのせられてはいけない

最近、新聞やテレビの報道のあちこちで、「もりかけ疲れ」なる言葉を目にします。「もりかけ問題をいつまで、やってるんだ。もううんざりだよ」という気分がそこには込められています。中には、北朝鮮をめぐる情勢の急展開への対応を急ぐべきだ」などという見解もあります。

私も実は「うんざり」している一人です。ただし、私は北朝鮮をめぐる国際的な議論の場で、わが国が存在感をまったく示せていないのは、もりかけ問題のせいではなく、なんとかの一つ覚えみたいな、圧力一辺倒しかなかった安倍政権のきわめて幼稚な外交のためだと思います。

私は当面、わが国の国際的な存在感が薄くなろうとも、どんなにうんざりしようとも、「もりかけ問題に加え、財務省の公文書改竄・ねつ造問題、そして防衛省の日報隠ぺい問題の徹底的な解明を進めるべきだと考えます。そうしなくては、全体の奉仕者としての公務員のあり方、国民一人ひとりの人権を、国家よりも上位に置く考え方、可能な限りていねいで合理的な説明を尽くす、国の資源の配分プロセス、国内最大・最強の実力組織、自衛隊に対するシビリアンコントロールといったこの国を支える大切な枠組が、ボロボロになってしまうからです。

なぜ安倍首相は「コメントする立場にない」という答弁を連発したのでしょうか。私が思うにそれは、コメントしたとたんに加計学園を巡る問題での安倍政権の主張が根本から揺らぐからです。

③コメントしないのではなく、コメントできない。したらそこで政権は終わりだから

総理のご意向が強く示されたことも、それを忖度した官僚によって行政が歪められたことも、安倍首相のお友達が優遇されたことも、安倍昭恵さん付きの官僚がイタリア大使館に栄転したことも、そのすべてが国民の目の前にさらけ出されてしまうからです。こうしたコメントしない体質は、真相の解明に後ろ向きな安倍政権に染み付いています。

安倍首相は「コメントする立場にない」と言いますが、ではみなさん、愛知県で前川前文科省事務次官が公立の中学で行なった講演に対する、自民党と文科省との介入はどうなんでしょう。

教育基本法は、国家権力が教育の現場に介入することを強く戒めています。ということは、先日の佐川前国税庁長官の証人喚問で、まるで誘導尋問のようは質問をやってのけた丸川参議院議員もそんな患者の一人である「安倍擦り寄り症候群、別名を安倍チルドレンとも言いますが、強引に教育の現場に首を突っ込んできても「コメントする立場にない」と突っぱねるのが教育行政の正しいあり方なのです(愛知県の教育関係者は、その点、非常に賢明な対応をしました)。

ところが安倍首相は、安倍チルドレンとして名高い議員が引き起きしたこの問題については、私の知る限りほとんど言及していません。自分が火の粉をかぶりそうになると絵罷免権に対しては「コメントする立場にない」を連発するくせに、愛知県での教育現場への政治的な圧力のような場合は、見て見ぬ振りをする、これがダブルスタンダードでなくてなんでしょうか。

「コメントしない」「議論をはぐらかす」「ありもしないことをねつ造する」「あったことを改竄する」「本当のことを隠ぺいする」「ダブルスタンダードを押し付ける」「御都合主義で政治を行なう」。みなさん。これが安倍政権の手口です。

⑤「こんな政権に負けるわけにはいかない」

このような安倍政権のたちの悪さに話題がおよぶと、必ず使いたくなってしまうフレーズがあります。そのフレーズとは「こんな政権に負けるわけにはいかないんです」。

ご存知ですね、昨年の9月2日、東京都議選の最終盤、それまでは、本当は「安倍は辞めろ」のコールに囲まれるのを避けるため、ステルス戦術と称して選挙演説のスケジュールを秘密にしていた安倍首相が、ようやく公衆の面前に現れるということで、首相を支持する人も、そうでない人も、多勢が秋葉原駅前に集まりました。私たちOLDsの仲間も現場にいました。そのシーンは安倍首相には「3000人、4000人の人たちが私の演説をききにきているなかにおいてですね、集団的なこの発言、『アベヤメロ』を集団的に発言する。これは何か政策を訴えるのではなくて、単に『アベヤメロ』を言っているだけ」というふうに映ったみたいです。そして安倍首相は最後にこう言います。「こういうことをする人たちには、私は負けるわけにはいかない」。

みなさん、この安倍首相の発言には二つのウソが隠されています。その1は、首相の演説を聞きにきた人たち、3000人、4000人の人たちとは、まさに『アベヤメロ』を叫んでいた人たちだったのです。その時秋葉原の駅前ロータリーには、自民党の支持者を圧倒するような数と勢いの、「こんな人たち」が集まっていたのですから。これが首相のついたウソの第一です。第二のうそは、『アベヤメロ』は政策を訴えているのではない、という安倍首相のレッテル貼りです。

私は「安倍政権の退陣を求めること」は、この国を救う立派な政策だと思っています。『アベヤメロ』はそれを、みんなが声を揃えやすくするために、短くし、語呂を良くしただけです。

ところが安倍首相には、そのことが分からなかった。政治家としてのセンスの悪さです。
その報いは「負けるわけにはいかない」と逆上した都議会議員選挙での歴史的な惨敗です。そしてこのことは、国民の声に背を向けた政治家は、独裁者になるしか道が無いことを示しているんじゃないでしょうか。

安倍首相は都議選後、「私に批判的な国民の声に耳を傾けない、排除すると受け止められたのなら、私の不徳の致すところだ」「これからは真摯でていねいな説明を心がける」と一応は言ってみせましたが、みなさん、その後。もりかけ問題で安倍さんの口から、真摯でていねいな説明がなされたでしょうか。「コメントする立場に無い」が真摯な説明でしょうか? 「私は柳瀬氏という部下を信頼している」、これがていねいな説明でしょうか。これを見る限り、安倍晋三という政治家は独裁者への道を選択したと言わざるを得ません。

⑥短い結論です

みなさん、そろそろ締めくくろうと思います。

安倍政権は議論をはぐらかす政権です。こんな政権には負けるわけには行きません。

安倍政権は御都合主義で政治を行なう政権です。こんな政権には負けるはずがありません。

安倍政権は「事実を平然と改竄する政権です。こんな政権には負けるわけもはずもありません。

安倍晋三という政治家は、行政を私物化する政治家です。こんな政治家をいつまでものさばらせるわけにはいきません。

安倍晋三という政治家は、税金を「お友達」のために浪費する政治家です。こんな政治家を許すわけにはいきません。

一刻も早く退陣させましょう。

そのために私たちは署名活動を行っています。ご協力をお願いします。ありがとうございました。

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