『週刊スガモ』2019年5月18日版

『週刊スガモ』(by野木)5月18日版

Nogi

この日もシール投票板の近くでウロウロしていたのですが、投票してくれた人は6名、そのうちちょっと話ができたのは2人だけ。あまりご報告することもない上、ちょっと私事でせわしないことがあってさぼっておりました。このまま「勝手に休刊」しちゃうつもりだったのですが、さぼり癖がつきそうな不安があるので、ごくごく簡単な報告だけしておこうかなーと。
ただ、5日も経つとさすがに細かいところは忘れてるんですよね。文字による記録なしで「耳から入った記憶」が正確性を保つのはせいぜい3日、ですね……。脳内メモには割と自信があったのですが、年をとるとやはり精度が落ちてきたのを感じます。ですからほんのサワリだけ。

★「憲法っていうのは守るべきもの」
60歳前後か、半ばぐらいかな?と思える男性が「改憲」を選択した。「憲法は変えちゃダメだから」と強い口調で。
「テニヲハの問題なんかで、少し修正した方がいい箇所はあるかも知れない。でも基本的なところは変えちゃダメだ」という主張だった。


いろいろ話をした(というか、聞いた)のだが、印象に残っている発言は2種類。


1つは「国家公務員には憲法を守る義務がある。そのトップである総理大臣が改憲を言い出すなんて、絶対におかしい」。改憲について議論すること自体は悪いとは言わないけど、それが国民側から出て来るならともかく、国会議員が言い出すなんて、それだけで憲法違反だと彼は怒っていた。

 もう1つは天皇制の話。「天皇制だって、実はオレはあまり賛成じゃあないんだけど」と、ちょっとためらうような口調で言ったのをかなり鮮明に覚えている。
ハイ、と頷いて「私もどっちかと言えば天皇制には否定的で」と小さい声で同調すると、彼は「あれは世襲制だから。現代の社会には合わない」と言い、そのほかチラチラッと天皇制に対する疑義を述べた(言葉を正確に記憶していないので割愛)。
で、おもしろかったのは彼が「ただねえ」と付け加えた言葉。「今の日本国憲法は、天皇制を認めているわけ。象徴として位置づけているわけだから、まあこれも守ってもいいかなと」。
護憲の立場を徹底させるという意味で、天皇制も(消極的にではあれ)容認するという考え方でありました。なるほど。

彼がシール投票でもう1つ選択したのは「原発」。ちょっと迷ってから「まあ……強いて言えばこれかな」という感じでした。

★「仲良くしなきゃ」
もう1人、話を聞いたのは70代ぐらいの女性。選択項目は「日韓関係」と「外国人労働者」。
話がとっ散らかっていて、それが私の頭のなかでさらにゴッチャになって──まるで取れたボタンだの輪ゴムだのメモの断片だのポストイットだのを整理しないまま単に放り込んでおいた机の引き出しみたいに──何が何やらわからない感じになっておりますので、ポイントのみ。
彼女が口にしたなかで最も感情がこもっていたのは、「仲良くしなきゃダメよ」という言葉。
特に日韓関係を中心に、それ以外の国とも「争っていいことなんかひとつもない。ケンカして、最後はいったいどうしようというの? 戦争でもするつもり? おおイヤだ」
「今の時代の戦争といったら、核戦争ですものねえ。地球が破滅しちゃいますよねえ」と、合いの手を入れたような気がする。
「そうよねえ。仲良くして欲しいわ」

外国人労働者についても、いろいろ心配はあるにせよ、「仲良くしなきゃ」という思いがあるふう。
仲良く──というのはごく素朴な感情だが、こういう感情を私は貴重なものだとも思う。仲良きことは美しきかな。

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