充実した2時間でした

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昨日(2019年6月3日)、OLDs@大宮が大宮駅西口で宣伝活動を行いました。

お日様が出ていましたが日差しはそれほど強くなく、日なたでもそれほど大変ではありませんでした。参加者はOLDsから一人、そして浦和スタンディングから寅さん、ムツゴローさんが応援に来てくれました。rera さんは風が治りきらず咳が止まらないということでお休みでした。お大事に。

この日の成果は署名2筆、チラシ17部でした。

この日から夏時間ということで午後3時からの行動でしたが、なんとなく気がせいて2時過ぎに着いてしまい、プラカードを設置した後はベンチに座って開始時間まで一休みしました。

間もなくして、小柄な年配の男性が帽子をとってお辞儀しいしい近づいてきました。話しぶりから思い出しました。数週間前に話したことがある話し好きの男性でした。お仕事ですかと尋ねると、「いやもう仕事はやめてぶらぶら遊んでるんだ」とのこと。

前回もそうでしたが、今回も、アベ政権の悪行について次から次へと話題をくりだしてきます。モリカケにはじまり、トランプへの大幅な譲歩、「北方領土」や拉致問題など外交での失敗、さらには丸山や桜田の放言、小泉進次郎の悪口などなど。新聞をよく読んでいるな、という印象でした。

さて3時になって行動開始。

3時20分頃、寅さんが連れてきたのは小柄なかわいらしい女性の二人連れ。寅さんは「あのおばさんはムツゴローさんに引き受けてもらいましたから」と言い残して離れていきました。

「あのおばさん?」

そうでした。前々回、前回とやってきたあの話し好きのおばさんが今日もまた。すでにベンチに座り込んでムツゴローさんと楽しそうに話しています。(つづく)

◆◆2019年6月3日 大宮行動報告(その2 若い女性の二人連れ)

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寅さんがまだあどけなさの残る若い女性の二人連れを連れてきました。

「憲法って何ですかとおっしゃるので、憲法のことをチョイチョイと(話してくれませんか)」と寅さん。

ということでまたまた憲法の初級講座です。

まずはチラシを見せて「安部9条改憲」とある見出しを指さしながら尋ねます。

「これどういう意味かな? 分かる? あ、ちんぷんかんぷんなんだ?」

二人は素直にうなずきます。

ということで、以下、「憲法って何?」から始まり、「憲法9条って何?」と話が進みます。

で、聞いてみました。「どうして憲法9条で平和主義を謳ったか分かる?」

彼女たちは首を横に振ります。

「その前に戦争したからなんだ。どんな戦争?」

「人が死んだ」

「そうだよね。人が死んだ。何百万人と死んだんだ。何の戦争? 日本がアメリカと戦争したでしょ? え、知らないの? そうか。日本はアメリカと、中国と戦争をしたんだよ。あなたたちが生まれるずっと前だけど。もう70年以上前のことだけど。で、ぼろ負けしたの、何百万人という人が死んだり、殺されたりしたの。そんな悲惨なことを繰り返しちゃだめだよ、ということで新しい憲法ができたの」

そうか、第二次世界大戦を知らない世代が生まれているんだ。驚きと同時に、ある意味納得もしました。

僕らの世代にとって日露戦争は遠い昔の話。でも僕らが生まれる何年前かを計算したら40年前のこと。他方、彼女たちにとって第二次世界大戦は半世紀以上昔の話。

話は続きます。

「安部さんが4年前に新しい法律を作ったんだ。アメリカと一緒に戦争します、っている法律を作ったんだ」

二人は思わず「えっ?」と息をのみます。そして

「アベノミクス?」

「アベノミクスは経済なんだ。いや、大事なことだよ、そういう単語知っているっているのは」

ということで安保関連法の説明、そして安部改憲の狙いについて説明し、チラシを渡しました。

彼女たちとの話が終わらないうちに、寅さんが70代の女性を連れてきました。署名をしてくれるとのことでした。

署名をしてもらいながら、二人には「ありがとね、話を聞いてくれて」と言って解放してあげました。

でも本当に素直ですね。若い人たち。その素直さにあの腹黒い連中がつけ込むことを許しちゃだめだとあらためて思いました。

◆2019年6月3日 大宮行動報告(その3 高校2年生二人組)

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次は黒く日焼けして運動部らしい高校生の二人組。高校2年だとのこと。

「じゃあ、もう大人になりかけていますね。だってもうすぐ選挙権でしょ?」

二人とも頷いた。このことは意識していたみたい。

「憲法っていうのは分かるよね」

「だいたい分かる」

「だいたい? どれくらい?」

「…」

「憲法って何のためにあるの?」

「国民が安全に暮らすため」

「そう、国民を守っているんだよ。国民『が』守るんではなくて、国民『を」守ってる。じゃ、誰から?」

「世界から」

「?」な答でしたが、先に進みました。で、話は安部改憲について。

「今、安部さんは憲法を変えようとしているの。どういう風に変えようとしているの?」

「…」

「日本の憲法ってどんな憲法だっけ?」

「…」

「安部さん、憲法のどこを変えようとしているんだっけ?

「9条」とチラシの見出しを見ながら。

「9条ってどんな内容だったっけ?」

「…」

ということで、定番となった憲法9条、安保関連法、安部改憲案についてざっと説明しました。

「ね、ひどいと思わない? 憲法違反の法律を強行採決で通しちゃって、そして今、憲法違反だというなら憲法変えますよ、なんて。今度の8月に参議院議員選挙があるんだ。それに向けて憲法の問題が取り上げられる事が増えるとおもうから注意してみていて。これ君たちの問題なんだから。僕らはいなくなるけど、戦争するとなったら君らの問題なんだから」

二人とも真剣に聞いてくれました。この素直さがうれしいです。しかしあと2年で選挙権。それまでにしっかり勉強してくれるといいんですが。

◆2019年6月3日 大宮行動報告(その4 高校生の男女カップル)

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3時40分頃、寅さんが興奮した様子で近づいてきました。

「この青年がすばらしくってですね、通り過ぎて、キュってブレーキかけて立ち止まってくれました。ただ9条がよく分からないそうなので」と苦笑しながら。

「今、何歳?」と僕。

「17」

「じゃ、来年選挙権? もしも国民投票やることとなったら国民投票もするわけね。何の国民投票?」

「さあ」

「改憲」

「消費税ですか?」

「改憲」

「改憲?」

「憲法改正」

ということでチラシの一面を見せた。「安部9条改憲案のワナとは」との見出し。

「じゃあ、ここに書いてあることわかんないでしょう」

「なんもわかんないっす」

「ははは」

「社会、超苦手だった」

ということでまたまた憲法講座。超初級。

「憲法って何のためにあるの?」

「国を豊かにする」

「昔はなかったよね」

「はあ」(自信なさげ)

「この数百年の間にできたんだよ」

「へええ」

といった具合に話が進みます。憲法とは、憲法9条とは、安保関連法とは、と定番コース。

そこで彼が正論を。

「なんで戦争したいんですか。人が死ぬだけじゃないですか」

と、そこに制服姿の女子高校生が現れました。男の子の肩を人差し指でつんつんとつつきます。

「お友だち?」

「彼女です」

「うわー、美男美女だね」

彼もうれしそう。

(話はちょっとそれますが、それはとてもお似合いのハンサム(死語)と知的な美女のカップルでした)

それはそうと、話を元に戻して。

「なんで戦争したいのか分からないけれど、でも実際にアメリカはイラクとかシリア、アフガニスタンと戦争したじゃん。それで今度危ないのがイラン。で、アメリカが戦争をした場合には、たとえ日本が攻撃されていなくてもアメリカ軍と一緒になって戦いますよ。地球上どこでも若者を送ります。こういう法律作っちゃった。

「(あなたは)戦争をやるのをやめろ、って言っている?」

「僕はその前に憲法を変えるな、って言っている。今の安倍政権というのはさんざんウソをついてきた。モリカケ問題。自分たちのお仲間にはいい思いをさせる。税金を使ったわけでしょ。で、それがばれたら今度は公文書を改ざん。信じられないんだよ。そして国会の審議ではウソばっかり言っている。で、トランプさんとは仲良し。1兆円以上の武器を買おうとしている。この前トランプさんが日本に来たでしょ。安部さんはいろいろ約束させられたはずなんだ。でも8月までは明らかにしませんと言っている。なんで8月? 選挙があるから。選挙の前に分かっちゃったら困るんだ」

二人は「ほー」と納得。

こういいう時にプラカードが役に立ちます。

「だから、この政権はずるい政権なの。悪い政権なの。本当に信じられないくらいひどい政権なの。マスコミには圧力をかけて、批判的なジャーナリストはやめさせた。今はNHKからどこもかしこもみんな政権にべったりしている。で、こんな人たちに憲法触らせていいんですか、というのが僕の考え」

「ああなるほどね」

「憲法について、何でも改正はだめだよ、と言っているんじゃないんだ。今のこのひとたちに、憲法に触る資格があるか、って言っているんだ。恐ろしい憲法になっちゃうよ。とまあ、そんなことを訴えているんだ。毎週月曜日にね。3年半前からやってるんだ。3年半前に安倍政権はあの安保関連法を作っちゃった。(中略)今、この世の中、戦争したらおしまいなの。ミサイル打ち合って滅亡ですよ。それが分かっていないんだよ、戦争したがっている人たちは。僕らいなくなるからいいけどさ。君らはこれからだもん。今、日本は非常に重大な岐路に立っているの。でもね、若い人たち、ぜんぜん振り向いてくれないの。僕たちは石みたいに無視されてる。たまにあなたたちのように立ち止まってくれる人がいるけどね」

「話を聞いてくれてありがとう」と言って別れました。

こういうさわやかな高校生たちのためにもね、がんばらないと。

◆2019年6月3日 大宮行動報告(その5 中国人女性)

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この日の行動も残りあと10分というところで、寅さんが二人連れの若い女性を連れてきました。

「この方たち、憲法のことよく知っていらっしゃる、私よりもよく知っていらっしゃる。憲法9条について分かりやすく説明してください」

一人は18歳、もう一人は19歳の中国人女性でした。日本に来て1年ほどだとのこと。

「日本の政治状況分かります?」

「分かります」

「今、日本の首相は誰ですか?」

「安部さん」

「安部さん、好き?」

「えええええええ」

「嫌だよね。だめだよね」

「このポスターで見せているのは、アベさんがいかにひどいことをやっているかということ」とプラカードを示しながら安部政権について簡単に説明しました。

憲法9条についてはあまりよく知らなかったようでした。「日本はもう戦争をしません、軍隊を持ちませんと書いてある」と言うと、「はあー」と安心したような、感心したような声をもらしました。

話が日中両国の政治の問題になったとき、一人が言いました。

日本はたくさん(の政党があるけれど)、中国は一つ」

「共産党ね」

「反対すると弾圧される(と言ったのか、殺されると言ったのか不確かです)」

「天安門事件っていつだっけ?」

一人が「100年前」というともう一人が「そんな前じゃないよ。80年ぐらい。いや45年ぐらいかな」

ということで、中国の若者も自国の歴史に必ずしも明るいわけではないようでした。

チラシを見せたところ、漢字をたどっていってだいたい意味が分かるということなので差し上げました。

ということで、この日はかなり充実していました。署名の数、配布できたチラシの部数は多くありませんでしたが、質的に意義深い対話が出来たと思います。

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