小学3年生からおばあさんまで幅広くアテンドしました

昨日(2019年6月17日)、OLDs@大宮が大宮駅西口で宣伝活動を行いました。参加者はOLDsから一人、浦和スタンディングから寅さんと rera さんのお二人が参加しました。

先週の雨とは打って変わってこの日はほぼ快晴。「暑い、暑い」と言いながらの行動となりました。この日の成果は署名が2筆、チラシが36部でした。

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さて、最近の行動パターン、すなわち、寅さんが道行く人を呼び止め、その後、高橋の所に連れてきて、高橋が会話する、という連携プレーが始まったのはいつからだっけ、ということで記録を調べたら、昨年12月10日からのことでした。ということで半年になります。

この連係プレー方式の今日の成果は次の通りです。

1.大柄の中年男性

2.20代の若い女性

3. 大学2年生の男子

4. 小学校6年生(前にも)

5. 小学校3年生(一人は前にも)

6. 女子高校2年生

順番に見ていきましょう。長くなるので短く切って紹介していきます。

1.大柄の中年男性

a.jpg

ラフな恰好の大柄な中年男性二人が近づいてきました。そのうちの一人が、ポスターを見て、「これ共産党かい?」と話しかけてきました。

「違いますよ」

「じゃないの?」

「違います。違います。反アベだったらみんな共産党なんですか?」

ああ、またよくある「共産党でしょ」症候群か。

「て、いうわけじゃないけど」と男性。

そこでチラシを渡しながら、OLDs チラシを見てもらいました。

「私たちがどんなグループか、中に書いてあります。年寄りのグループなんですよ。4年前に作ったんですよ。

「へえ」と感心してくれて、一言。「いいことだ」

以後、話は当初予期せぬ方向に進んでいきました。

「やっつけちゃった方がいいよ」

「……」

「だって、F-35を買ったんだから、オスプレイはのし付けて返してやれよ。だって、いらないじゃん。戦闘能力ないんだもん。でしょ?」

「F-35もいらないんじゃないですか。落っこちましたよね。本当の原因分かっているんでしょうね。

当たり前でしょ、という感じで「分かっているよ」

「できれば署名もお願いできると」

二つ返事でOKしてくれました。

2.20代の若い女性

c

寅さんが若い女性をつかまえてこちらに連れてきました。

「忙しいのに足を止めてですね、映画のロケがあるんですよね。ちょっと足を止めていただきまして、いちおう安倍政権の下で改憲について議論すべきではない、とおっしゃるんですが、憲法を誰が守るべきか、ということで「国民」とおっしゃるんでですね、そこのところを15秒でお話しできるんだというんで、忙しい方をほんの短い時間で…」

(と言って去る)

ま、ほとんど香具師の口上ですね。

ということで憲法入門講座です。

急いでいる、というのでこちらも焦りました。

「憲法9条は知っていますよね。戦争をしない、軍隊を持たない。それを今、アベさんが変えようとしているんですよ。どういう風に? 今までは、自衛隊といえば災害救助と国の防衛が任務だったでしょ。今変えようとしているのは、アメリカと一緒になって世界各地で戦うことができるように。そういう法律ができちゃったの、4年前に。法律はできたけど、これは憲法違反だと言われるものだから、じゃあ、憲法も変えちゃえ、と今、憲法を変えようとしているんですよ。とても恐ろしいことなんで、ここに書いてあります」

とほぼ一方的にしゃべってチラシを受け取ってもらいました。

でも15秒は完全に越えていましたね。

3. 大学2年生の男子

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寅さんが、すらりと背の高い青年を連れてきました。

「13秒のコースの方でですね。9条は一部だけ変えたらいい、ということでですね、その一部というのを13秒で話してください、お願いします」

と青年を置いて、行ってしまいました。15秒が13秒になっちゃっている。

「今、高校生?」

「いや、今大学です」

「何年生?

「大学2年です」

「じゃあ、もう選挙権ありますね」

この年頃の若者には選挙権でプレッシャーをかけることにしています。

「今度の参議院議員選挙。棄権します? 投票します?」

「投票します」

「そうだよね。今、投票率が低いのが問題でさ。ところでアベ政権についてはどう思いますか?」

「え、あのお、あまり賛成じゃない」

「ああ、どういう点で?」

「どういう点? …… 保守的」

とちょっと自信なさそう。

「保守的、かあ。はああ」

ちょっと意表を突かれた。「保守」ってどういう意味で使っているんだろ。保守(自民)と革新(社共)という対立の図式はとうの昔に壊れているし。ということで話題を別に振った。

「憲法の問題については?」

「なんか、改憲するか、どうするか」

「そうそう」

「どっちの両極端か、という訳にはいかないでしょう。

「はああ」

「維新の会さんと一緒で、一部だけ」

「はあ、加憲とかね」

「その加憲。その考えに賛成なんですけれど」

たとえばアベさんは9条についてこういう風に変えたらいいって提案してるんだけど、ご存じ? アベさんの提案。

「そこんとこは」

「憲法9条でいちばん特徴的なのは、軍隊を持たない、戦争をしない。そこをアベさんは変えたいわけなんだよね。でもいちどきに変えるのは大変だからと彼が提案したのは、憲法9条の中に自衛隊を書き込もう、と。これも一種の加憲でしょう。どう思います?」

「……」

「アベさんはね、『いや、今の状態と変わらないんだ、自衛隊って今すでに存在しているじゃないですか、それを書き込むだけだよ。なんでいけないの』 そう言っている」

「わたしゃ、これ非常に危険だと思っている」

「それは賛成じゃない」と青年。

「なんで?」

「自衛隊の存在というもの自体、そもそも疑問があって。企業でも武器を作っている企業があるじゃないですか」

自衛隊の存在自体に疑問を呈するこうした意見はこの4年間で初めてでした。

「あなたみたいな人って多い? まわりに」

「多くないです。聞いたことがないです」

「あまり話さないんだ、政治について」

「議論する友人があまりいないんで」

「そうか、そんなにしっかりした考えを持っているのに、議論できないっていうのはちょっと淋しいよね。

13秒はとっくの昔に過ぎていたので、チラシを渡し、OLDs の説明をしました。

「ちょうど4年前に作ったんですよ。4年前にアベさんが『戦争法』と言われる法律を強行採決して作っちゃったんですよ。どういう法律かっていうと…」と安保関連法について説明。

「集団的自衛権」と青年。

「そうそうまさしくそれです。海外に出て行ってアメリカと一緒に戦争をする、そういう自衛隊を憲法に書き込むことになるわけ。とても怖い話なんだよ。だからどうしてもこれだけは、って、毎週月曜日ここでやってる。よかったらまた立ち寄ってください」

「立ち止まるの恥ずかしかったんですよ」

「ははは、ほんとチラシ誰も受け取ってくんないんだよ。

その後、話は軍事費と社会保障費、消費税、経済格差などに広がりますが省略。15秒はとっくの昔にすぎました。

青年は「がんばってください。まだシール貼っていないんで」と言いながら寅さんの方に戻って行きました。

4.小学校6年生お少女

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寅さんがやや興奮気味に、「びえおさん、この方覚えてますか」と、ランドセルを背負った制服姿の女子小学生を連れてきました。

いや、覚えていますとも。前に一度話したことのある非常にしっかりした小学生です。記憶に誤りがなければ、憲法9条の中身について答えることができたのはこれまでのところ確か彼女だけです(小中高生の中で)。

彼女は受け取ったチラシの文字に指を走らせ、「これ今、よく見るな」

世界情勢についてもちゃんと追っているみたい。

で、こちらも何を話したらいいんだか。ということできわめて情けない質問を。

「勉強してますか」

「勉強してます」と堂々の答え。

「将来どんな方向に進みたいの?

「造形」

こんな難しい単語が出てくるとは思わなかったから思わず聞き返しました。

「造形? 造形ってアート?」

「建築デザイン」

「そうか、じゃあ立派な建築士になるようがんばってね。また寄ってください」

うーむ、20年後の彼女が見たい。

6. 小学校3年生

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寅さんが小学生を二人つれてきました。「ええ、おなじみさんがいらっしゃいましてですね、憲法のエッセンスを13秒で」

どうやら二人のうち一人は寅さんと親しいようです。

「将来の日本をしっかりと背負って立つ人たちなんで、今日はしっかり気合いを込めて」と相変わらず。

しかし、そうは言っても小学校3年生だからなあ。当用漢字だってまだ全部習っていないわけで。

しゃーない。

「憲法って分かる?」

「聞いたことある」

「学校でやんなかった?」

「やってない」

「授業で公民ていうのあるのかな」

彼女たちは首を横にふります。そして

「西とか、東とか」

ううむ。一度小学校、中学校の社会科で何を教えているのかきちんと押さえておかなければいけないな。今日の反省点。

「街探偵みたいなことやってて」

「あああ、そうかあ、じゃあ政治の問題なんてまだやってないんだ」

「これからやる」

「ああ、これからやるんだ。ああ、そうか。じゃあ、そん時、先生の言うことしっかり聞いてね」

この程度のことしか言えない自分がくやしいが。

「ここ何て書いてある?」とチラシを指さしながら質問。

「あべそうり」

「ううん、あべせいけん。あべせいけんがけんぽうをかえます、って言っているの」でも憲法が何か分からないとわからないよね。憲法は国の一番大事なきまりなの」

いやあ、無理ですよ。これ以上は。

しかしまあ、寅さんから任されたので、いちおう憲法9条について、そして現在の改憲の動きについて初歩の初歩をしゃべったけど、どれだけ分かってもらえたか。

寅さん、次回から、憲法入門講座は少なくとも小学校4年生以上にしませんか?

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もうすぐ終了時間の午後5時、という時、寅さんが連れてきたのが女子高校生。

「えー、ものすごくしっかりした方でしてね。アベさんは信用できないということなんですけど。ただ憲法は誰が守るべきか、と聞いたら、国民とおっしゃるので、そこらのところを13秒で」

ということで、憲法入門講座。

憲法は誰が守らなくてはいけないのか、という問題は毎回のように出てくるから、憲法97条の条文のプラカードを作った方がいいかもしれないです。

「で、今、その憲法が変えられようとしているんだけど、知ってる?」

彼女は「ああ9条」と即答しました。

「9条について知っている中学生、高校生ってほんとに珍しいんだよ。で、9条って、どんな中身か知ってる?」

「えー、なんだっけ。何だっけかな。えー、9条はあ、なんだっけ、じえい、なんとかぼうえい?」

ということで、9条の説明、そしてなぜこうした条項ができたのか、そして今のアベ改憲の中身は何なのかなどについて説明をしましたが、省略します。

で話し終えてチラシを渡そうとしたら、「大丈夫です」との答え。

また出ました。この「大丈夫」。隠れた流行語です。

「別に危険なもんじゃないよ。あっ、学校で言われているんだ。街で変な人からもらっちゃいけませんよって。ああ、そうか。だけどね、ネットやってる? ここにQRコードが載せてあるからサイトを見てくれる? (ポケットから携帯を出そうとしたので)いや、うちに帰ってからでいいよ。ついでにこれも。別に危険なものじゃないから。気に入らなかったら破って捨てていいから」

「はい」と素直な返事でした。

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