若い人たちと話すことができました

20190701_OLDs@大宮

本日(2019年7月1日)、OLDs@大宮が大宮駅西口デッキで宣伝活動を行いました。

今にも降ってきそうな空模様でしたが、時々ぽつぽつ来るぐらいで、何とかもってくれました。

参加者は OLDs から1名、浦和スタンディングから寅さん、 rera さん、ケンちゃんの3人が応援にきてくれました。本日の成果は署名2筆、チラシ25部でした。

さて、本日言葉を交わすことができたのは以下の人たちです。

1.40歳の男性

2.中学2年生の男子

3.高校3年生の女子2人連れ

4.高校1年生の女子2人連れ

5.高校1年生の男子

6.二人連れの若者

7.小学3年生の女の子と小学5年生の男の子

この日は出だしが最悪でした。午後3時に開始してから45分間にチラシを受け取ってくれたのはわずか3名(10台の若者、40代の男性、60代の男性)のみ。圧倒的多数の人たちは無表情で通り過ぎていくだけです。

われわれとほぼ同時刻、黒の帽子、Tシャツ、ズボン姿の若者5名が近くで店開きをしました。新発売の飲み物(モンスターエナジーのクーバ・リブレとありましたが、ノンアルコールらしい)のプロモーションで、通る人たちに無料で配っています。どんどん捌けてたな。うらやましい。

しかしとうとうこちらにもお客様がやってきました。(づづく)

2019/07/01 の大宮行動報告 その2 40歳の男性

寅さんが連れてきた最初のお客様は40歳の男性でした。粋な帽子を被り、なかなかのお洒落。てっきり20代だと思ったのですが、年齢を聞いたら40歳だとのこと。でもとてもそうは見えません。

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寅さんが少々興奮気味に言います。

「この方がですねえ。憲法を守らなければならないのは誰かというのは憲法99条に書いてある、と」

「ええ、それは知ってて。みなさん、たぶんそれを知らないんですよ」と伊達男さん。

「この問題について聞くと、みんな、国民が守らなくてはいけない、と言いますものね」と私。

伊達男さんが続けます。「でも、9条より怖いのは緊急事態条項ですよ」

大宮西口デッキに立ち始めて3年半、私の記憶が正しければ、緊急事態条項のことを問題にする人と出会ったのはこれが最初ではないかな。

ワイマール体制の下でナチスが使った手法であることもご存じでした。

伊達男さん「今だって、ツイッターが削除されたりしているわけで」

私「言論の統制が怖いですよね」

伊達男さん「このあいだ、言われたんじゃないですか、国連からも」

私「ああ、そうですね。国連の特別報告者が言っていますね」

伊達男さんのお話では、憲法のことについては以前から勉強しているそうで、昨日も沖縄関連のイベントに参加したそうです。

署名はもうやったとのことなので、チラシをお渡しするだけにしました。

OLDs の自己紹介チラシについて説明すると、「シールズ」という声が返ってきました。

「ええ、真似したんです」

安保関連法から4年近くたってシールズについても知らない人も増えてきています。ですからこうした反応もだんだん珍しくなってきて、今では少数派ですね。

2019/07/01 の大宮行動報告 その3 中学2年生の男子

伊達男さんが立ち去って数分後、寅さんがまたもや興奮した面持ちで中学生の男の子を連れてきました。ちょっと気が弱そう。寅さんの誘いを断り切れなかった感じです。

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寅さん「今日二人目。この方がですねえ、びっくり。いきなりここにシールを貼りまして、『憲法は誰が守るべきか』と聞いたら『議員さんたち』と。すごい!」

そこで、本日デビューの、憲法99条の条文を書いたプラカードをお見せしました。

「もうご存じだった?」

「まあ」と少年。

「これ知っている人すごく少ないよ。なんで知ったの?

「新聞で」

「すごい、すごい。何新聞?」

「朝日です」

署名をお願いしましたが躊躇している様子なのでチラシを渡すだけにしました。

「いつも月曜日は、この時間、ここに立っているから、これ読んでその気になったら来て署名してくれると助かります。ありがとう、話聞いてくれて」

それはそうと、憲法99条を知っている人が立て続けに現れるなんていうこともあるんですね。

 

2019/07/01 の大宮行動報告 その4 高校3年生の女子2人連れ

寅さんが二人の女子高校生をつかまえて、また興奮しています。

「憲法は誰が守らなくてはいけないと思いますか? すごい! 今日はすごい! あの方が憲法を13秒で語るというおじさんです」

と言いながら、二人を連れてきました。

ということで、まずは憲法第99条のプラカードを一緒に確認します。

「天皇も入っている」

「これによって国民を守っている。権力を持っている人が勝手なことをしないように。で、勝手なことをしている人がいるわけ」

「アベさん」と即答。

「これ知ってる?」

「アソウ」

「なんで最近話題になったか?」

「ああ、あの発言ですよね」

ただ、具体的にははっきり知らないようでした。まあ、そりゃそうかも。彼女たちにとって年金なんてまだ遠い先の話であるわけで。

「あなた方中学生? 高校生?」

「高3です」

「高3? じゃ、もうすぐ選挙権じゃん」

「はい、今年中に」

「で、どちらに入れますか? (アベ、アソウを指さしながら)この方々ですか?」

「いや、こっちには入れません。入れるべきではないと思います」

とにかく一言一言非常にはっきりと、確信を持って話してくれます。

9条に話をふりました。

「9条の問題、ご存じ?」

「戦争はしない」

「そう、そう、そう、そう」

こちらも思わず力が入ります。

「これ読んでくれます?」と言ってチラシを渡しました。

「よろしければ署名もしてくれます? 9条変えるな、っていう署名。政府と国会に出します」

「住所もですか?」

「うん、でもいやだったら最後の番号いらないからさ」

とてもしっかりした二人でした。「ありがとうございました」とお互いに言って別れました。

2019/07/01 の大宮行動報告 その5 高校1年生の女子2人連れ

寅さんが女子高校生らしい二人連れを連れてきました。

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「この方たちですね。9条が分からないと。だからちょっと教えていただきたいと。まあ時間はあるので3時間くらいは。長すぎる? それじゃ5分ぐらいで」

それならば、と、9条の条文を書いた新しいプラカード(といっても第99条の裏側です)を見せながら説明です。

「特にここが大事。戦争をしない。軍隊を持たない。平和主義」

「はあ」と納得した模様。

どうやらここで初めて記憶にある言葉に出会ったみたい。

「平和主義を謳っている。習ったでしょう? 小学校か中学校で」

「中学校で」

「それを今、変えようとしているわけ。誰が?」

今度はアベ・アソウのプラカードを指差しながら、「この人たち」

アソウを指さしながら、「この人分かる?」

「見たことあります」

そこで今度はアベを指さして、「この人は分かるよね」

彼女たち「うふふふふ」と笑います。

以下、アベ9条改憲案について簡単に説明しました。でも出来はちょっと不本意なものでした。もっと分かりやすい言葉で、的確に、印象に残るような話し方をせねばと反省です。

まだ残っていた野木チラシ「じじばばからの手紙」を渡しました。

「シールは?」と聞かれたので、「あ、うちはシールとは関係ないの」と返事しました。寅さん、すみません。彼女たち、シールどこに貼ったのでしょう。

立ち去るとき「ありがとうございます」と言ってくれました。ああ、よかったです。

2019/07/01 の大宮行動報告 その6 高校1年生の男子

この日のいちばんの収穫はと言えば、彼でしょう。

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例によって寅さん。「いやあ、貴重な青年。このにこやかな感じでですね。改憲の論議をして、9条は変えた方がいいとおっしゃるんで。いやあ、まあ、本当にさわやかな少年兵という感じがするじゃないですか」

そして彼に向かって、「がんばれ、少年兵。ちょっとだけこの方にその話を。今、NHKで有名な、憲法を13秒で語る男。知っているでしょう。この方がそうです」

どこからこんなウソを引っ張り出してくるのか。

でもそれはそれとして、いやあ、とてもかわいい男の子でした。素直でにこやかで。

「いくつなの?」

「高1っす」

「じゃあ、今、15?」

「15っす」

「じゃあ、あっという間に3年経って、選挙権」

「はい」

「わあ、覚悟はできてますか?」

照れてます。

「憲法についてはどれくらい知っているのかな?」

「えー、授業で習ったくらいっすかね」

「何習ったの?

「三大原則とか」

「そうそうそう。何と何と何だっけ?」

「国民主権と、平和主義と、基本的人権です」

「そう。その平和主義の条文が9条なんだよね」

「はいっ」

「それを変えたい方がいいと思ってる。何で?」

「お父さんが自衛官なもんで」

「あ、そうなんだ」

「お父さんが言うことを聞いて納得したんで」

「わあ、そうなんだ。納得したんだ。お父さんはどこ? 陸海空のうちで。

「いやあ、たぶん陸だと思います」

「じゃあ、兵隊さんの方なんだ。事務じゃなくって」

「さあ、たぶん、事務の方だと思います」

「まあ、自衛隊の人は憲法を変えて、と思うかもしれないね」

「かもしんないっすね」

アベ、アソウの写真を指さしながら、「今、この人たち、憲法を変えようとしているわけよ。でもこのアベさんたちに憲法を変える資格あると思う?」

「うーむ。でも自衛隊のトップということを習ったもんで、まあ、変えてもいいんじゃないか、と」

そこで、憲法99条のプラカードを見せました。

「憲法99条。何て書いてある?」

「憲法を尊重して… ダメじゃん」

「ははは、そう、憲法に書いてあるんだよ」

「だからアベさんも使い分けている訳よ。憲法改定の問題の時には、あくまでも自民党の総裁ですよ、と。首相となると、この99条にかかってくる。

ということで、ここで憲法とはもともとなぜ作られたのかのお話を少々。ここは省略して、話はアベ改憲案について。

「憲法をどんな風に変えようと言っているか知ってる?」

「自衛隊を明記する」

「すごい」

「じゃあ、これによって何が変わると思う?」

「戦争ができるとか」

「今でもできるんだよ。これまでの自民党の考え方によれば、あくまでも自衛のための戦いならばやってもいい、と。たとえば、外国から日本に攻めてきたと」

「はい」

「それがこれまで。今度は違う風に変えようとしているわけ。憲法に自衛隊の存在を明記する。その場合の自衛隊というのは、これまでの災害救助のための自衛隊とか、あるいは自衛のための自衛隊じゃなくて」

「はい」

「アメリカと一緒になって、イラク、シリア、アフガニスタン、イラン、アフリカ、あるいはもっと他の所に行くかもしれない」

「はい」

「一緒にアメリカと戦争をするよ、という自衛隊」

男の子の顔が困惑で曇ります。ものすごく素直です。

「4年前に自衛隊の性格が大きく変わっているの」

「4年前… 集団的自衛権」

「それです。さすがだなあ、君は。そうなんだよ。集団的自衛権って何かといったら、自分が攻撃されていなくても、同盟軍が攻撃された場合には一緒にせんそうしますよ、って。でしょ?」

「はい」

「それに今、トランプがそう言っているでしょう。日本はアメリカのことを助けてくれないと。だからいっそうそうなる。そうなると海外派兵です。日本がこれまで第二次大戦で犯した誤りをくりかえすことになっちゃう」

「可能性として」

「可能性として。そしてその可能性がぐっと高まる。しかもずるいのは、あの集団的自衛権を法律で決めておいて。ね、ずるいでしょ。まず閣議決定」

二人とも思わず「うふふふふ」

「まず、閣議決定して、それから法律にして、それを既成事実化して、そしてみんなが憲法違反だ、憲法違反だというもんだから。彼ら憲法違反だっていうことを知っている。だからこんど憲法を変えようとしている。集団的自衛権を認めた4年前の安保法制を違憲でなくするためには、憲法改定しなければならない。だから、一見、あたりまえそうに見えるけど、今と同じように見えるけど、ここに書き込まれてご覧。天皇の次に自衛隊が来るんだよ。第1章、1条から8条までは天皇。その次が自衛隊なんだよ。でもさ、日本の憲法に、警察とか消防とか書かれてる?」

「書かれてない」

「書かれてないでしょ?

「はい」

「ここに自衛隊が書き込まれるというのはとても大きな意味を持つの。しかもそこに書き込まれるのは集団的自衛権の自衛隊なの」

「はい」

「そうなるとね、そんなに簡単な話じゃないんだよ。だからもっと考えるべきだよ。自分の頭で考えて」

「はい」

「いろいろな人がいろいろなことを言っているから。あなたはとても賢いと思う。だから自分の頭で考えて、自分で結論を出してもらって。お父さんとは違うことになるかもしれないし、同じになるかもしれない」

「はい」

「ということでうれしかった。あなたみたいな子と話せて」

ということでチラシを渡しました。

「ありがとう。楽しかった。何かクラブやっているの?」

「やってます。剣道部です。

「ああ、やっぱりね。ありがとう。さようなら」

今日いちばんのひとときでした。

 

2019/07/01 の大宮行動報告 その7 二人連れの若者

さて、本日の行動時間も残り少なくなった頃、二人連れの若者がプラカードの脇を通るときに、プラカードを吊しているS字金具をひっかけてしまいました。

「あ、ごめんね」と言いながら落ちたプラカードと金具を拾っていると、彼らの一人が手を貸してくれました。

そして、「9条反対なんで、これもらっていきます」とチラシをもらってくれました。

「はーい、ありがとう!」

実に気持ちのいい瞬間でした。

 

2019/07/01 の大宮行動報告 その8 小学3年生の女の子と小学5年生の男の子

終了間際、寅さんが小学3年生の女の子を送り込んで来ました。もう何度も立ち寄ってくれる女の子です。先週も来てくれました。でもね、彼女相手に憲法の話はできません。ということで彼女がどんな学校に行っているのかとか、彼女のピアノの話とか、彼女の携帯の話とか。

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その話の途中に、寅さんが今度は小学校5年生の男の子を連れてきました。

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「この方もすごくってですね。憲法の議論をすべきですかって聞いたら、つまりなんとかなんとかとおっしゃって。すごいんですよ」

しょうがない。付き合いましょう。

「憲法って知ってる?」

「国の決まりみたいなもの」

でもこれ以上は無理だよね。しきりに吹き出す汗をふいています。かわいそうなことをしました。

寅さん、やっぱり小学生はやめてください。

この日はあと、先週署名してくれた専門学校生とも再会し、お互いにエールの交換をしました。

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