『週刊スガモ』2019年6月29日版 一部再掲

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『週刊スガモ』(by野木)6月29日版一部再掲

いつもズルズルと長い文章を載せているので、見るだけで皆さん疲れてしまわれると思います……(スミマセン)。フェイスブックは字も小さくて読みにくいし、多分、最後まで読んでいただくのは無理なはず。

 実は6月29日版に女子中学生との会話を載せていていました。これは是非紹介しておきたい話なので、再掲させてください。

(実はOLDsの仲間にの話をしたら、その話書いてあったっけ、と言われてズッコケました。で、長文ダラダラはやめようと反省した次第)

★女子中学生と話ができたのだ

二人連れの女子中学生。10代の人達にはおおむね無視されるのだが、片方が受け取ってくれたので嬉しくなってイソイソと話しかける。

「ねえ、憲法9条って知ってる?」

二人そろって頷いてくれた。おおお~。

「安倍政権……えーっと、総理大臣の安倍さんは、9条を変えるって言ってるんだけど、知ってるかな?」

はい、とまた頷いてくれる。わくわく。

「そういうのって、どう思う? 率直な感想、聞かせてもらえる?」

「いけないと思います」と、一人が割とはっきりした声で言う。もう一人も、同意するように頷いた。 ダメだと思う理由は……「戦争になったら困るから」。

かなり大雑把ではありますが、中学生ならこれでいいか。

「おうちや学校で、そういう話することある?」

「……お母さんがぁ……」(母、ではなくて、お母さんと表現。子どもと生活した経験のない私には、こういう幼げな言葉遣いはちょっと新鮮で可愛い)

あ、親がそういう話をしているのかと一瞬思ったのだが、そうではなかった。彼女自身がテレビなどで改憲の話に接して疑問を感じ、「お母さんに、よくないんじゃない? と聞いたんですぅ」。

「そしたら? お母さん、何ておっしゃった?」

「そりゃよくないねえ、って」

これも……ま、いっか。

ここでちょっと話を変えて、「9条を変えるって話だけじゃなくて、憲法に緊急事態条項を入れたいという話もあるけど、それは知ってるかしらん?」と尋ねてみる。

これに対しては、二人とも首を横に振った。で、簡単に説明すると……二人は「ええぇぇ」と言って顔を見合わせる。 「知りませんでしたぁ」「そんなの怖いですぅ」と口々に。

うん、「怖い」という感覚、大切にしようね。

「ナチスって知ってる?」と聞くと、ハイという返事。「ドイツの……」「ヒトラー」と、二人でモソモソと知識を確認し合っているふう。

なかなかシッカリした中学生ではありませんか。本を読んだりするのが好きな少女たちかも知れない。たとえば『アンネの日記』とか、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』(これはマンガだけど)あたりを読んだとか。早熟な子であれば、フランクルの『夜と霧』やグラスの『ブリキの太鼓』などもちょびっと読んでいるかも。(全部、もう古いかなあ)

昔のドイツの憲法には緊急事態にあたって大統領に緊急措置権を与える──つまり独裁を許す条項があって、ヒトラーはこれを巧く利用したんだよね、という話をする。 「特別な場合にはトップが独裁できる方がいいっていう人もいるけど、私はやっぱりそういうの、まずいと思うんだよね」 「私もそう思います」と、どちらか片方の中学生が言ってくれた。二人とも、かなり真剣な表情。

最初にチラシを渡さなかった方の中学生にも、改めて渡す。中学生、捨てたもんじゃないぞと思えたのが、この日一番の収穫でした。(再掲終わり)

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