『週刊スガモ』2019年7月27日版

IMG_1423

『週刊スガモ』(by野木)7月27日版

20日は巣鴨行動をサボリましたので、『週刊スガモ』も休刊でした(参院選最終日とあって、山手線沿線中心に最終街宣を見学していたのです。いろいろ感じるところはありましたが、それはまた機会があれば)。

で……27日。急に猛暑になりまして、わあ、暑い! 1時間戸外にいるだけで、クラクラしてきます(大宮で2時間も活動する高橋さんに脱帽)。

 頭の皿がカラカラになった河童みたいな感じでろくな活動は出来ませんでしたが、何とか少しだけ対話を。

★「もちろん投票行きました」

この日はチラシを受け取ってもらった人に対して、「選挙、行かれました?」と聞いた。「何処に(あるいは誰に)投票したかは聞きません。ただ、行かれたのかなあと思って」。

その質問に対して、全員が「行きました」という返事だった。100%本当かどうかはわかりませんが、こういうチラシを受け取ってくれる人はそれなりに「無関心」ではないだろうから、まあ……だいたい投票には行っているかな。

20代後半に見える女性は、「もちろん行きましたよ」と打てば響く感じの答え。「主権者として、行くのが当たり前だと思うから」と。ただ、「今の政治はおかしいという意思表示」でもなさそう。参院選の結果についてどう思うかという質問を投げると居心地悪そうな表情になり、「……わかりません」と小さな声で言って足早に交差点を渡って行ってしまった。

若い人の投票行動や意識について、私は忌憚のないところを聞きたい、知りたい。でもなかなかコミュニケーションが成立しないことに、力不足を嘆くばかりだ(だからたまに話し込むことができると、本当に嬉しいのだけれど)。

★「反安倍の候補に投票したわよ」 

自分の投票行動について積極的に語ってくれたのは、60代に見える女性と70代後半~80代前後の女性の二人。どちらも「安倍政権に反対するところに投票した」と言った。

60代の女性は「とにかく安倍政権は1日も早く終わって欲しい」と言い、署名もしてくれた。そしてひとしきり、「安倍政権に対する腹立たしさ」をぶちまけた。嘘つき、偉そう、お坊ちゃんで庶民の気持ちなんかわかってない……。このあたりはある意味でよく聞く話なので、割愛します(ダラダラ書くのは止めた方がいいな、と反省してるので……)。

★でも、署名はしない

上記の人よりも高齢の女性も安倍は大嫌いだし改憲にも反対だとは言ったが、署名については首を横に振った。「ごめんなさい、外では署名しないことにしてるの」。  なぜ外で署名しないのかという理由は、聞かなかった。せわしなく瞬きしながら、曖昧な笑みを浮かべて「ごめんね」という彼女の顔を見て、何も言えなかったのだ。

署名に対して腰が引ける──という話に絡めて、別途、書き込みをするつもりですが、住所氏名を書くということにハードルの高さを感じている人は少なくないと思う。それを「意識が低い」ふうの眼で見ることなく、彼らに腰を引かせている「空気」を理解し、同時に漠然とした不安を抱き留めて共鳴することが何よりも重要だと私は思っている……んですがね。

★おちょくった態度はホント止めて欲しいんだよなあ

3人連れの男子中学生。チラシを差し出すと、一人がにべもなく「大丈夫ですッ」。

大丈夫ですという言葉を投げられるといつも神経がピリピリッとするのだが、負けてなるものか。ぺちゃんこにされてもへこたれないぞ。  話が無茶苦茶逸れるけれど、若い頃に読んだ晶文社の「文学のおくりもの」シリーズ、おもしろかった。そのなかにあったのがナット・ヘンホフの『ぺちゃんこにされてもへこたれないぞ』。もう古書でしか手に入らないかも知れませんが、おもしろいからお勧めです。

すみません、もとい。

彼らは交差点の手前で信号待ちをしていたので、軽ーく声をかけてみる。「こういうの、受け取るのって嫌なのかな?」  先ほど答えてくれた少年が、「嫌ですッ!」とキッパリ。他の二人が「きゃはは~」「キツイ~」とゲラゲラ笑う。何だか、ほんと、馬鹿にされてる感満載なんだよね。でも……オバサンはへこたれないのだ。 「たとえばさあ。お店の新装開店のチラシとか、ファミレスの割引チラシとかでも受け取らない?」  少年はチラッと私を睨んで、「受け取りませんッ」と切り捨てた。その時信号が変わり、少年達はヘンなオバサンを無視して交差点を渡っていった。

どんなチラシであれ受け取らないというのは、本心かどうかはわからない。実のところ、「ファストフード店の割引チラシ」などであれば、喜んで受け取るのかも知れない。

ただ……「売り言葉に買い言葉」のような応酬にはほとほと疲れる。

私は社会科学系の人間だけれど、小説や詩歌が好きで、宗教だの民俗だのにも興味があって、割り切ろうとして割り切れない……いつまでも余りの出る重層的な人の心につよい関心を抱いてきた。だから、平板なコミュニケーションには本当に神経を病む。頼むから……お願いだから、おちょくった態度は止めて欲しいんだよな……。

カテゴリー: こんな行動をやっています, こんな風に考えています, 週刊スガモ パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中