『週刊スガモ』(by野木)11日21日版


 

少し風はあるけれども、暖かい1日でありました。おそらく天気がよかったのと、割と人出が多かったせいで、メンバー全員チラシ配布もはかどったようです。私でさえ30分ちょっと過ぎた頃に手持ちが無くなり、まとめて置いてある所を見ても既にゼロ。いつもこうだといいのですが……なかなか、ね。


医労連サンのおかげで1筆ゲット

 この日は巣鴨駅頭で東京医労連の街宣も行われていて、コロナ禍のなか、限界に近い状況に追い込まれている医療介護の現状を訴えながら、医療介護の充実を訴える署名活動。身近な問題だからか、「改憲ノウ」より署名する人はかなり多い。
 我々が活動を始めて15分ぐらい行動が重なり、駅頭は両方のチラシ配りで大賑わい(?)。

 そんななかで、中年の女性がスタスタと近づいて来て署名してくれた。それはいいけれど……「介護の仕事って、本当に大変だと思う」と話し始めるではありませんか。

 ひょっとしたら医労連サンと間違えたのか。

「あのー。これは」と説明すると、「あらっ」と目をパチクリ。署名板の前に「改憲NO」の紙を下げてますじゃん。そそっかしい人である。

 でも「ま、改憲にも反対だからいいわ」とのことでした。

「医労連さんはあっちです」と、署名板を並べた机を指差して上げました……。

★「憲法“改悪”は絶対にダメ」

 70代ぐらいの男性が、私のすぐ前でわざわざ自転車を止めて署名してくれた。こういう人がおられるのは、とても嬉しい。

「オレね、何が何でも憲法変えちゃダメとは思わないんだけどね。オレは専門家じゃないから偉そうなことは言えないけど、そりゃ、きちんと研究したら変えた方がいいところもあるかも知れない」

 ですね、と頷いてみせ、「たとえばこういう方もおられましたし」と、「自分としては第1条には違和感がある。だから護憲派じゃないけど、安倍改憲なんか論外」と言って署名してくれた人の話を紹介する。

「ああ、天皇制条項」と笑い、「そういう意見とかもあるだろうねー」と。

「それにさ、これから先、時代に合わない部分も出て来ないとは言えないし。憲法だって絶対のものじゃないから、マズイところは変えればいい」

 でも、安倍改憲──と言うか、自民党がごり押ししようとしている改憲には断固反対だという。

「憲法改正なんて言うけど、ありゃ改悪」

「ですよねー」

「オレらにとってプラスになることはひとつもない。ろくでもない方向に行くだけ」

 その後、安倍-管政権のデタラメさについて、憤懣やる方ない口調で(チラチラッとだが)語る。

「あんな政権をいつまでも延命させている。管のことだって、苦労人とか言って拍手してさ。日本人って、やっぱり本当にバカなんだよね。いや、そんなこと言っちゃダメだって、わかってるんだけどさ……」というのが、自転車で走り去る前の彼の最後の言葉でありました。

★「下心が透けて見える感じ」
 
 もう1人、同じような意見の人に会った。チラシを受け取ってすぐ開いて斜め読みしてくれたので、「できれば署名も」と促すと気軽に応じた40代後半~50歳前後に見える男性。

 署名して下さった理由を聞いてもいいですか? と言うと、彼も「いや、僕は憲法は1字1句変えるななんて、全然思ってはいないんですがねー」と話し始めた。「でもねー。自民党が言ってる改憲って、いくら説明とか読んでも、必要性が全くわからない。なんで今? どうしてこれを? と思うと、何か下心が透けて見える感じもして」
     
 もともと自公政権(特に第二次安倍政権以降)はうさんくさくて、「絶対ろくなこと考えてない」という感覚が先立ちもするという。

「管首相のことは、どう思われます?」と尋ねると、「いやあ」と苦笑。「安倍政権が続いてる感じで」

「安倍首相の劣化バージョンという人もおられますよね?」

「あはっ」とまた笑う。

「かもしれませんねー。あの“お答えは差し控える”なんていうの、人をバカにしてますよねえ」

 自助、自助というのも国民をバカにした話で、最近は字を見るだけで腹が立ってくる由。
★「そこまでバカだとは思いたくないけれど」 

 いつの間にか、話は首相が「絶対開催します!」と絶叫している五輪のことに移る。

「開けるわけないだろって、僕なんかでも思いますよ。周囲でもみんな、無理だろと言ってます。だいたい、特に欧米なんかそれどころじゃないでしょ」

「コロナに勝利した証とか、頭は大丈夫かみたいに思えてきますよね」

「いくら何でも、そこまでバカじゃないだろうって気持ちもあるんですよ。もしかしたら裏では中止の準備してて、発表の時期とか睨んでるだけかなあとか」

「それはない、ない」と私が笑うと、「うーん。やっぱりやる気満々なんですかね。それならほんと絶望的ですよねえ。……」。

 僕らが期待してるものと、(自公政権は)逆のことばっかりやってる気がするんですよね──と言って、彼は小さく肩をすくめてみせた。

★とても気をつけている人もいるのだ 

 最初に紹介した女性は署名時に私がボールペンを差し出すと、「ちょっと待ってね」とバッグから除菌用ウエットティッシュを取り出した。それを広げた上にペンを受け取り、丁寧に拭いてから指で持つ。

「ごめんね。何か神経質みたいだけれど、不特定多数の人が触ったものに触れる時は一応、拭くことにしてるの」

 いえいえ~とかぶりを振る。「そんなふうに注意するの、大事なことだと思います」

 これから私も除菌ティッシュ持ってて、署名してくれる人に「よかったらどうぞ」と言おうかな。  

 ともかくねー、管さん! 庶民はこんなふうに、精一杯自助しているのであるぞ。

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